2007.08.04
【京都府】
蚕ノ社(Map)
奈良や瀬戸内などを挟んで、もう一ヶ月ぶりくらいになる京都散策です(映画を観に来てましたが)。
今回は少し北に戻って、四条大宮から嵐山までを走る(支線が北野白梅町に延びている)京福電鉄嵐山線(略して嵐電)沿いを散歩です。
嵐電沿線でこれまで紹介してきたのは、四条大宮(壬生寺)、太秦広隆寺(広隆寺)、嵐山。
北野線では、御室仁和寺、妙心寺、龍安寺、等持院、北野天満宮になります。
今回は、広隆寺から四条大宮の間を歩きました。
蚕ノ社(かいこのやしろ)という駅近くに、木島(このしま)神社という歴史の古い社があります。正式名称は「このしまにますあまてるむすびのやしろ」というらしく(正確か分かりません)、古くから天皇家に縁があったようです。
この森を「元糺の森(もとただすのもり)」と言うそうで、下鴨神社の「糺の森」より歴史は古いようです。
しかし、正式名称があるにもかかわらず、境内にある蚕養(こがい)神社に通称を乗っ取られている事からすれば、庶民の信仰は枯れているようです(社務所もありません)。
ここに、三柱(みはしら)鳥居という、足が三本あって上から見ると三角形の鳥居があります。
調べてみましたが、どうも有力な説は出ていないようです。そんな写真を見ていて、対馬(長崎県)で見たことあるような気がしてきました。
そんな場所柄と、時代の古さを考えて想像を膨らませると、歴史小説が思い浮かんでくるかも知れません。わたしには無理ですが……
嵐電(Map)
上の写真は、三条通の中を走る路面軌道部分の山之内駅です。
ホームの安全地帯部分が非常に狭く、軌道部分は電車が来なければ車が走っていいわけで、両側にトラックが走る時など怖いだろうと思いましたが、やはり皆さん電車が来るまで歩道側で待っているようです。
ここは、横断歩道の押しボタン信号がありますが、無いところでも運転者は融通を利かせてくれるようです。
そういう面に関して、関西は寛容に思われます。と言うか、どこからでも人が飛び出してくるのは当たり前の無法地帯であると言った方が正しいかも知れませんし、わたしも車のすき間をぬうように車道を平気で渡れるようになりましたもの……
いやー、それにしても京都の夏は暑いです。
とは言え「明日の大阪地方の予想最高気温は33度で平年並みの予想です」ですから、当たり前のようです。
近所でダラダラ汗かくのなら、京都で汗をかいた方がまだカタルシス(満足)を得られるのではないだろうか、というところで
「そうだ、汗をかきに京都へ行こう!」なのですが、そんな気持ち分からないだろうなぁー。
電気温泉気持ちよさそうでしたが、このあとの帰り道でも汗をかきそうなのでやめときました……
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