2007.04.14
御室 仁和寺(Map)—京都府
「まだ桜なんか見てるの?」
の声が聞こえそうですが、自分でも「京都の桜の楽しみ方」に驚き、実感してみたくて追っかけて来ましたが、今回の「御室桜」で終了! と思います。(もう、4週目になりますものね)
御室桜は遅咲きの桜で、京都最後の桜のようです。この週末は七分咲き程度のふれこみでしたが、もう満開と言っていいでしょう(来週では遅い)。客側も心得たもので、この人出にも納得というところです(陽気も良かったですし)。
御室桜は背丈が低く梅や桃の木程度の高さで
「わたしゃお多福 御室の桜 はなは低とも人は好く」
とうたわれるそうです。
「お花見するのにお金取られるんだよー」との声に、「そう言えば前に来たときは払わなかった気がする……」。
でも桜ですから、ほんの1〜2週間程度なのでしょうが、あの混雑ぶりからすれば相当な収入になると思われます。
手に取れる高さに咲くからか、お茶席も設置されておりちょうど梅林の中に縁台がある感じなのですが、それが置ける空間にはすべてに配置されてあり「有料」の印があります。
立て看板には「境内での飲食等は禁じられています」とあるものの、ご機嫌なグループがいくつもありました。
また、その脇の「敷物禁止」の張り紙を見ると「ここはお金を払えば(昔の貴族に相当)無礼講になる世界遺産なのか」と、ちょっと首をかしげてしまいました。
「世界遺産であからさまな商業活動をすべきではない」などと、きっとわたしたちが勘違い(思いこみ)しているのだと思います。
保存・維持のための経費は、自ら捻出する必要があるのでしょうから、ある程度は仕方ないのかも知れません。
でも、しつこくかんぐるようですが、われわれ庶民がどう思おうが揺るがない取り決めが存在しているような気がします。
歴史のある「ひとつの文化」なのかも知れませんから「昔からの慣習で」でも構わないと思いますが、どんな取り決めがあるのかの説明を聞いてみたい、という気持ちにさせらた「不平等感」でした(だから成り立つ、という意見は理解できます)。
元御所なのに、瓦に菊ではなく桜とは「粋だねぇ」と感じたのですが、その真意とは?
でも、威厳よりも親しみを感じさせる図柄であると思えるので、好感を覚えました。
妙心寺(Map)
お堂の修復の都合で屋内の見学ができなかったり、桜の無い境内だったりすると、人けもなくガラーンとして「拾いモノ!」的な落ち着ける場所になるんだなぁと、ゆったりと歩けました。
前回気がつかなかったのですが、仁和寺の流れでこの瓦に目が止まりました。
何と読むのかと調べたら「山号を正法山と称する」とありました。
ちなみに下の「花園」とは、創立者の花園法王からのもので、地名・駅名にもなっています。
役に立つか分かりませんが、何かの時にでも……
でも、瓦の観察って楽しいと思いませんか? (なんて、オレだけかなぁ……)
先斗町(Map)(ぽんとちょう)デビュー!
大学時代に同棲していた友人(男で残念、名古屋在住)を付き合わせて「先斗町デビュー」を果たしました!
本命の店は満員で入れず、残念…… 6時でダメなら次回は5時半前にリベンジです!
情報として聞いていた「先斗町の路地をちょっと入ったおばんざいの店」を見つけた、と思ったのですが……
観光客でごった返す(ここは特に外人が多い)繁華街ですが、客が求めるモノは同じ訳で、逆に安心できる飲食店街なのかも知れません。
印象が良かったので、京都で飲むときにはきっとこの町を提案すると思います。
京都をほろ酔い気分で歩きたかった、などとくだらんことで喜んでいるようでは、はまるぞとも思いつつ……
ここ先斗町にも、祗園同様にトラップの木屋町が待ち受けています。こちらで飲む際にはお気をつけて……
相棒との話も盛り上がり、ゆったりと心を開いて話しができたのも場所柄なのかも知れません。
龍馬が暗殺された「近江屋」が近いこともあり(?)
「このままでは日本はダメになる!」
「でも、おれたちにできることは……」
なんて、気取っているわけではないけれど、現状についての意見を交わしながらも「新幹線なくなっちゃう!」
と、散っていくのでありました……
4 件のコメント:
春の京都、満喫させていただきました。しかし、先斗町そそられますね!!
京都に行った際には、そこで一杯!
先斗町で飲むのなら、午後5時に集合です。
行きませんか?
う〜〜〜、まぜろ〜〜〜!
いいなあ〜〜〜!
先斗町で飲んだってことだけでも満足できそー。
(いつ5時に行けるだろー!? 関係ないですが、なぜかSafariがやたらおちるー)
だからさぁー、落語じゃないですが、朝から飲みに行く算段の知恵熱から顔色が悪くなって「お前の顔見てたくないから、早く帰りな」と言わせるくらいの意気込みが必要かも知れません。
銀座や赤坂(や目黒)のような宵っ張りの町で、とりあえず飲んできたというのではなく「飲みに行くぞ!」の気持ちを持って、日のあるうちから飲むという「その日の目標」(大げさな!)が必要かも知れません。
それには、やはり午後5時集合です。
夏場の鴨川沿いの川床(テラス席)で飲んでみたいでしょ!?
連絡、お待ちしております!
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