2007/02/02

無印の場所

2006.12.30
 青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)—京都府


 日も暮れそうだし急がねばと早足で「立派なたたずまいだなぁ」と脇見しながら歩きつつ、白壁も途切れたし、さぁ! と思った瞬間、その奧にたたずむ門構えに思わず立ち止まってしまいました。
 自分の中では無印でしたが「ここを見ずして!」と、吸い込まれるように門をくぐりました。
 門跡寺院とは、天皇の出家先等の寺院で荘園を持っていたので、曼殊院(まんしゅいん)門跡(再訪時に紹介します)同様立派なのは当たり前なんでしょうけど、規模としては程ほどな程度に残っている風情がいいのでしょう。
 わたしとしては「拾いモノ」的な印象で(失礼!)、とても落ち着く場所なのにゆっくりできなかったこともあり、また訪れたい場所です。
 その後、参道の入り口付近を歩いたのですが、白川ほとりの門から立派な参道が続いていました(現在車道)。

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