2007/02/02

窓は、希望の扉?

2007.01.20
 祇王寺—京都府

 こぢんまりとしているが、とても落ち着きのある一角で、元は尼寺だったそうです(今も?)。
 わたしのとぼしい表現力では「しぶい」「落ち着きのある」としか出てこないのですが、ちゃんとした庭(広くはない)があっても、理由があってここに閉じこめられた女性にはとても窮屈だったのかも知れません。
 この窓の説明に「吉野窓」とあったので、以前の源光庵「悟りの窓」のような固有の名称かと思いきや、吉野太夫という芸妓さんが好んだ丸窓の総称なのだそうです。
 以前訪れた常照寺で太夫の墓を見た時の印象は「吉野太夫? ちと縁遠い方の気がする」でしたが、何度も出てくる名前のようなので知識として入れとかないといけませんね。
 近くにある「小倉山」の看板に「あっ、そう」の反応。「小倉餡(あん)発祥の地」の碑に「へぇ」でしたが、それよりも「小倉百人一首」こそ連想すべきなのにと。オヤジの年頃でもピンと来ない時代になってきたなどと、言い訳がましいなあ。
 思い出したのが、坊主めくりの「うわぁ、蝉丸だぁー!」ではねぇ……

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