2007.03.31
平等院(Map)—京都府
観光地で人も多いのですが、宇治は落ち着ける町と思います。
その理由は「鳳凰堂」にあり、でしょう。この建造物を眺めていると本当に安らいだ気持ちにさせられたからです。造ろうとした人の気持ちがそのまま伝わってくる気がしました。その願いは、現代のわたしたちも変わらないこと、伝えました。
白粉や、紅でお化粧しなくてもこの建造物は、しっかりと存在感を示してくれます。そう、銅のレリーフの中で示してくれるように……
昔、ポケットに10円玉があることを確認したときの「希望感」が、今にもつながっているのかも知れません。
10円玉を媒体とした付き合いは常に身近なのですが、今回の出会いにはとてもインパクトを受けました……
これが、背景にマンションが入ってしまう光景です。
確かに「これで世界遺産?」と言われたら、反論できないと思いました。
マンションを壊せとは言えませんが、せめて高い樹木でも植えられないものか、と思いますが……
この後の電車で、隣の席に芸妓さんと女将さんが座ってきました。どこかのお参りの帰りのようでした。
初めて芸妓さんの白粉の匂いをかぐ機会を得て、目立たぬようにクンクンしちゃいました。
控えめなのですが何とも落ち着くというのか、安らぐような匂いでした。
この匂いには男はスリスリいっちゃうだろうと「ガッテン!×3」しました。
それにしても「素人はん」は老いも若きも、何であんなにも匂いのキツイ化粧品を使うのでしょう……
宇治川です、鴨川あたりに比べると流れは速いですが、それゆえに鮎も多く「鵜飼い」が盛んなのでしょう。
近所の商店街のお茶屋さんのにおいって、どうもエグい感じがして好きではないのですが、ここの土産や通りには途切れずいい匂いが漂っていました。もちろん宇治茶です。きっと、モノが違うんだろうなぁ。
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