2007.03.03
花街(宮川筋)(Map)—京都府
何の予備知識もなく「街のにおい」に誘われて、ふらりと舞い込んで行きました。「これが!」と最初はドキドキしましたが、この一角だけが整った秩序(健全な観光地です!)をアピールしているようで、妙な印象を持ちました。
「お上の仰せ通りに商売しております」とのお上に対する姿勢と、事業内容を表に出したくない、という二つの「裏(ダークサイド)」を持ち合わせた「着飾った暗黒街」なのではないかと思えてくると、ちょっとビビッてきました。
着物の姉さん(女将さんレベル)を「カッコイイ!」と思っていたのが、「プロって怖いんだろうなあ」と一気に見方が変わってしまったりして。
一説によれば「いまの御茶屋は、コンパニオン派遣の元締め」との見解もありますが、果たして? 万が一にも「ハマッて」しまったらお金は覚悟の上でも、身も心もボロボロにされてしまいそうな……
「その覚悟がなきゃな、祗園じゃ遊べねえつーの」という、ワンランク上の「男」を目指す気概が必要なのかも知れません。
わたしには、そんな甲斐性は一生持てそうもないので、前言は撤回します……
そのすぐ裏に「えびす様」があります。
理由は定かではありませんが、正面でお参りした後に社殿の脇に回り、口しか見えない賽銭箱(写真下)に賽銭を入れ、その上の板をたたいてお参りするのだそうです。何の「裏取引(袖の下)」なんだろう?(大変失礼!)とかんぐりたくなりますが、御利益ありそうだと思いませんか?
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