2006.09.23
高山寺(高雄)—京都府
30年ぶりです。(中学の修学旅行以来)
この夏、中学3年生のクラス同窓会があったのですが、これも30年ぶりでした。
今や校長先生となられた当時担任の先生が「このクラスはコース選択で高雄へ行ったんだっけ? いい選択だったと思うなあ」の裏付けとでも言うのか、仲間内でも「すごく印象に残ってる」の声を多く聞きました。
事実わたしも再訪時には「そうそう、鳥獣戯画の模写の幅の狭い絵巻が広げてあって、この縁側からの眺めがすごく良かった印象がある」と、昔の感想を再確認しました。
中学生の感受性を甘く見てはいけませんね。あの頃良く聴いたカーペンターズは今でも好きですから……
当時は「石水院」「鳥獣戯画」が国宝(当時国宝であったかは不明)であることよりも「教科書で見た!」くらいにしか思えなかったと思います。でも、今は「国宝の縁側を20分も独り占めできた!」と、自慢げに話しています。
30年の積み重ねから得られた進歩って、たったそれだけ?
再訪できたのは当時の印象のおかげです。でも、再訪したのは自分の意志です。自ら来られるようになった、くらいは評価して欲しいなぁ……
2 件のコメント:
高いなあ。
中学生の感性を刺激してしまうのもわかる気がします。
大人でも、やはりこの景色から受ける圧倒感、あるいはここまで上ってきたぞ! という達成感がそれに加えて絶景となるのでしょう。
「ナントカと煙は高いところが好き」などと申しますが、実際に行ってみたくなります。
そしてじかにその景色を感じたとき・・・放心してよりバカになれることでしょう。
中学生当時の印象は、修学旅行ということもありそこまでのアクセスについての記憶は皆無です。でも、山奥の静かなお寺でとても落ち着けた印象はありました(中学生が落ち着けるわけもないのですが)。
今回行ってみて、この眺めのすぐ下に観光バスが止まったであろう駐車場と、交通量も格段に増えたであろう国道があることを知りました。
夢を壊してゴメンナサイ……
コメントを投稿