2007/01/04

水と暮らす=街 。

2006.09.30
 上賀茂神社—京都府


 京都になぜ人が集まり、栄えたのか?
 その答えのひとつが「水を管理できた事」だと思われます。
 上賀茂、下鴨神社の生い立ちは違うみたいですが、ともに「水」を見事に配した構図を作り出しています。
 水の流れは「気の流れ道」、「龍神(水の神)の通り道」、邪気を流してくれる道であり、命の源の流れでもあります。
 その流れを守る神様には、感謝の気持ちを忘れるわけにはいきません。
 おそらく、そんな積み重ねで「水」を中心に町も信仰も広がり、定着していったのではないでしょうか。
 これは管理したおかげか否か勉強不足で不明ですが、この日に行った深泥池の植物群が天然記念物に指定されるほど貴重なまま残されてきたというのも驚きです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あー、こういう風景のある場所に住みたい。
まちの中に細い川が流れる。
これは人が生活していく上で、とても理想的な環境ではないかと思うのです。
もちろん、水はキレイであってほしい。めだかなんかも泳いでてほしい。
その横をゆっくりと深呼吸しながら、のんびりと歩いてみたいものです。

mizu さんのコメント...

写真ではなく、その場を歩いてみて欲しいものです。
現実にそこで生活している人々がいるから、この風景(環境)が保たれているということを実感すると、ここで! の思いが衝動的にわき上がってくる感じが、自分の中に眠っていたモノが目覚めたのでは、という気持ちにさせられて、やめられなくなります。
そして、日本人のDNAを自分の中に感じはじめていきます……