2006.12.23
南禅寺—京都府
禅宗、臨済宗南禅寺派の総本山と聞いてアレッと思いました。
お寺なのに何で金の襖絵なの?
天皇とのゆかりがあり、後の徳川氏などが寄贈したのでしょう。
その襖絵の飾られた部屋(小方丈)などの素晴らしさに感銘を受けたのですが、禅寺の総本山ってそれでいいのだろうか? と。
そこが京都の変なところ。
天皇や政治の中枢にいた貴族たちが寺に入り、そこから指揮を執っていた「院政」という政治手法は学校で習いましたよね。そして、寺や有力貴族が抱えていた「荘園」という独占的収入源があったことも……
だから財力=影響力もあり、後の権力者たちからの庇護も受けられたのではないかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿